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ダンゴムシとアオムシと…☘️

こんにちは、園長の岩堀です😊

GWの余韻も抜けて、皆様、すっかり日常生活に戻った頃かと思います。
海神幼稚園の子どもたちも、GWは楽しい思い出がたくさんできたようですが、すっかり気持ちを切り替えて、元気に登園!元気いっぱいな毎日!を過ごしています。

今週は、お天気にも恵まれて、たくさんお外遊びができました。5月は、いろいろな虫さんたちが顔を出してくるので、子どもたちにとっては絶好の季節です。
お外遊びでは、小さなハンターたちが、ダンゴムシ探しに夢中です😄
もう、ハンターたちの手にかかると、枯れ葉の下に隠れようが、レンガの下に潜ろうが、花壇の隅っこに逃げようが、、、、一溜まりもありません😂
次々に見つかってしまったバケツの中の大量のダンゴムシたちと、大満足で得意げな子どもたち。
毎年この時期の風物詩・・・です。

このダンゴムシ探しの遊びの中にも、私が大切にしている「幼児期の終わりまで育ってほしい10の姿」がたくさん詰まっています。
ダンゴムシを見つけるうちに、お友達との関わりも増え、「あそこにいるよ」「こっちはどう?」などと声を掛け合うようになります(協同性、言葉による伝え合い)
ダンゴムシがどんな場所が好きか、何をたべるのか、と一生懸命に考えてみるようになります(思考力の芽生え)
ダンゴムシにも命があることを知り、命を大切にしようという気持ちを持つようになります(自然との関わり・生命尊重)

など、たくさんの子どもたちの育ちが見える、ダンゴムシ探しですが、中でも一番いいなと思うのは、日常の自然な異年齢交流が生まれるということです。
もも組(年中)さんたちは、最近ではもうすっかりプロのダンゴムシハンターとなり、そしてうめ組(年長)のハンターたちは、もうベテランの域に達しています(笑)。
海神幼稚園の園庭を知り尽くしている、先輩ハンターたちが、自然とダンゴムシが好きな場所、いそうな場所を、ひよこ組さんたちに教えてくれます。
ひよこ組さんたちは、無意識に、お兄さんお姉さんにくっついて歩くようになり、こんなことまで知っていて「すご~い」と感じるようになります。
次第に共通の話題となり、お互いを意識して、交流を深めていくようになるといいなと思います😊

さて、ダンゴムシ以外にも、この時期、海神幼稚園の園庭によく現れるのが、アゲハ蝶の幼虫です!
今、海神幼稚園には、卵➡脱皮をする前の黒い幼虫➡脱皮をした後の緑の幼虫(アオムシですね)➡蛹 と、全ての成長段階が揃っているので、成長がとてもわかりやすいです!
子どもたちは毎日図鑑を広げて、卵や幼虫を食い入るように観察しているので、みるみる詳しくなっていてビックリです。
今日、卵からどうやってアゲハ蝶になるか、Aくんが力説してくれました😄
昨日より大きくなったね、たくさん食べたから葉っぱがもうなくなってるよ、6月くらいまでにチョウチョになるかなぁ、
日々の観察で、子どもたちは小さな変化にも敏感になり、さまざまなことに気づき、学んでいます。
みんなでアゲハ蝶が飛び立つ姿を見届けることができるといいですね🦋

5月の幼稚園の園庭には、ダンゴムシとアオムシと、、、子どもたちの深い学びがたくさん!あります😊✨

避難訓練を行いました⛑️

こんにちは、園長の岩堀です。

先日、今年度に入って初めての避難訓練を行いました。

連休明けで少し疲れも出ている頃ではありますが、災害はいつ、どんな時にやってくるかわかりませんので、なるべく早いうちに、1度は訓練をしておきたい、ということで、連休明けではありましたが、今回は「大地震」と「津波」を想定した園外避難の訓練を行いました。

ひよこ組(年少)さんにとっては初めての避難訓練、子どもたちが突然の地震(訓練)に取り乱したり、混乱したりしないよう、お部屋ではすでに担任の先生が、紙芝居や絵本を使った地震と避難についてのお話をし、ヘルメットの被り方の練習や実際に園庭に上履きで避難してみる、など「避難訓練の練習」をしてくれましたが、やはり実際に訓練が始まると、怖くて泣いてしまう子も・・・。

訓練とはいえ、子どもたちにとっては、突然の緊張感に、恐怖を感じてしまう子も少なくありません。でも、いざ本当の災害が来た時は、そんなことを言ってはいられません。本当に大きな地震があったら、泣いていても嫌がっていても、無理矢理にでも安全に避難をさせなければいけませんので、泣いたり嫌がったりする子たちを安全に避難させることも今回の避難訓練の大きな目的の一つです。
今回は泣いている子も全員、短い時間でヘルメットを被り、早歩きで避難場所に行くことができたので、その点においても意味のある避難訓練になったかと思います。

去年は泣いてしまう子も多かったもも組(年中)さんは、今回は全員が素早く机の下に入って自分の身を守ることができました。うめ組(年長)さんも、落ち着いて素早く避難する姿はさすが!でした。もも組もうめ組も、今までの避難訓練を体でしっかりと覚えていて、子どもたちの姿から、日頃の避難訓練の大切さを改めて感じました。

いつどんな状況で起こるかわからない災害。繰り返し避難訓練を行うことで、日頃から備えていきたいと思います。
また、各クラスでも定期的に、ヘルメットのかぶり方や避難の仕方を繰り返し伝え、練習することで、子どもたちと職員全員の災害への意識を高めていきたいと思っています。

ご家庭でも、地震があった時の避難の仕方や、ご自宅以外の集合場所などをご家族で話し合うなどして、日頃から防災意識を高めて頂ければと思います😌

こいのぼりに思いを馳せて

こんにちは、園長の岩堀です😊

今日は「こどもの日」こどもたちの健やかな成長や幸せを願う一日でした。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。

幼稚園では、こどもの日を前に、園庭にうめ組(年長)さんが作った大きなこいのぼりが泳ぎ、子どもたちは大喜びでした🎏
そして、うめ組さんがひよこ組さん、もも組さんたちに新聞紙兜を作ってプレゼントしてくれました!
お兄さんお姉さんが頭にかぶせてくれた兜、落ちないように・・・落ちないように・・・じっとしている子どもたち。(すごく可愛い♡)
顔だけはちょっと照れながらも、とても嬉しそうにしていました。

そして、この「こどもの日」を迎えるときに私が毎年思い出しているのは、5年前の新型コロナによる臨時休園。
うめ組さんたちと一緒にこいのぼりを作ることはできませんでしたが、せめて、うちの園の前を通った子に見てもらえるようにと、それくらいは子どもたちと繋がっていたい、という思いで、誰もいない園庭にこいのぼりを出しました。
あの頃、毎日、新緑と青空とこいのぼりと、“音のない園庭”を、心にぽっかり穴が開いたような気持ちで眺めていました。
今のこの気持ちを決して忘れまい、と思ったのを今でも鮮明に覚えています。

私はここ(海神幼稚園)にいる限り毎年この時期にこの時のことを思い出します。
子どもたちの賑やかな笑い声やはしゃぎながら遊ぶ姿があることの喜びを、当たり前の光景が当たり前のようにあるありがたさを、噛みしめていきたいと思っています。
ですので、こいのぼりの下で元気に遊ぶ子どもたちの姿は、私にとっては、特別な光景です。
今年もこいのぼりの下にたくさんの笑顔を見ることができたことに、一人でこっそり、胸がいっぱいになっていました😭

あっという間にあれから5年が経ち、2ヶ月間の臨時休園も、100本作った園児向けのYouTubeも、なんだか遠い昔のように感じます。
それでも、あの経験が、今の海神幼稚園を支え、成長させてくれたようにも感じています。

人は時に苦境に立たされ、それを乗り越えることも大切な経験ですね。

今日は、こどもの日。こいのぼりに思いを馳せながら、こどもたちの健やかな成長と幸せを願っていたいと思います🎏

ちなみに、こどもの日には、こどもたちの健やかな成長と幸せを願うと同時に、母に感謝する日、と定められているそうです。お母さんも祝福されるべき日、なんですね。
(エッホ、エッホ)我が子たちにも伝えなきゃ!ですね笑

GW中も子どもたちは元気いっぱいです☘️

こんにちは。園長の岩堀です😊

世間ではGWが始まっているようですが、幼稚園の登園は暦通りです。
今週は昨日(火曜日)が1日お休みだっただけで・・・子どもたちは通常通り元気いっぱいです!!
今日は、お父さまの送り迎えがいつもより多く、大好きなパパと嬉しそうに登園する子たちの姿がたくさん見られました。
お家にパパがいると一緒にお休みしたくなっちゃったかな~、それでも頑張って幼稚園に来てくれたんだな~、と嬉しい気持ちになりました😄

今年のGWは最大11連休とのことですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。新年度の疲れを取るべく、ゆっくり過ごされる方、疲れているからこそストレス発散で楽しい予定がぎっしり!という方、それぞれの過ごし方があるかと思います。
どちらにしても、GW明けに、子どもたちから楽しいお話をたくさん聞けるといいなぁと思っています。

さて、入園から1ヶ月近くが経ち、すっかり園生活に馴染んできたひよこ組(年少)さんたちは、好きな遊びや興味があることを見つけて、園生活をとても前向きに捉えてくれています。初めてのことだらけで、戸惑いや不安もどこかにあったかと思いますが、それよりも、遊びに向かう気持ちが圧倒的に勝っている様子です😄

もも組(年中)さんは4月の初めに入手したミニ図鑑を使って、それぞれ、園庭のお花や虫たちの研究に夢中です。
わからない虫を見つけたら、図鑑で調べてみよう!図鑑を見てもわからないことがあったら、実際に飼育してみよう!と、いうことで、この虫が何を食べるのか、この幼虫がどんな虫に成長をするのか、目で見て、頭で考えて、心で感じて、、、遊びからたくさんのことを学んでいます。

うめ組(年長)さんは、進級と同時に大忙しの毎日でした!
早速始まった、理事長先生(副住職)による座禅会では、「ちょっとだけ」静寂な時間を作り出すことができました。最初はちょっとだけでも、十分花丸ですね💮
年長さんは月に1回、座禅の時間があるので、少しずつ、その静寂な時間が長くなってくるといいなと思います。
そして、こいのぼりの製作では、初めての“絞り染め”を行いました。どんな模様になるか、待ちきれない子どもたちの様子から、わくわくが伝わってきます。
きれいな模様のハンカチに、みんな大満足の様子でした。

それぞれが新しい環境に慣れ、異年齢の交流も早速増えてきました。ひよこ組さんは、お兄さんお姉さんたちとたくさん関わって、たくさん楽しい遊びを教えてもらって、たくさん優しくしてもらって、安心して過ごしてくれるといいと思います。
そして、そんなお兄さんお姉さんたちの姿は、下の子たちの憧れとなり、見本となって、お互いの成長を促してくれることでしょうね。
今年も異年齢交流を大切にしていきたいと思います。

今年のGWはお天気にも恵まれているようですので、皆様、事故や怪我にお気をつけて、楽しいGWをお過ごしください🤗
我が家は連休も高校生2人の部活や大会に振り回されそうです・・・。

始業式・入園式🌸

こんにちは、園長の岩堀です😊
引継ぎ、新年度スタートの様子をお伝えしていきます。

7日(月)に始業式を迎え、一つ学年が上がった、もも組さん、うめ組さんたちが元気に登園してくれました。昨年に引き続き、今年も春休みが寒かったお陰で、桜の開花が遅れ、満開の桜の下で始業式を迎えることができました🌸
桜の下で遊ぶ子どもたち、なんだかとても素敵な光景で、春がきて、新しい1年が始まることに、ワクワクしてきますね。
まだ慣れない新しい色のカラー帽子を被り、少し照れ臭そうにしている子や、とても誇らしげにしている子、今年はどんな成長を見せてくれるでしょうか。とても楽しみです🎵

そしてその翌日、令和7年度の入園式が執り行われ、かわいい新入生たちがたくさん入ってきました!
入園式では、泣いている子も多かったですが、泣きながらも必死に自分の席に座っている姿がとても可愛かったです🤭
入園式はご家族の皆様にとっても、お子さまの成長の大きな節目。
満開の桜の下で、ご家族で記念の写真撮影をしている光景が私は大好きでして・・・。
その光景に、大切なお子さまをお預かりするということを改めて感じ、身の引き締まる思いです。

そして、入園式が終わると、すぐに、新入園児を迎えて賑やかな毎日が始まりました!

朝はおうちの人と離れられずに泣いてしまう子も、一旦お部屋に入ると、あっという間に気持ちを切り替えて、楽しそうに遊んでいます!

お片付けの音楽が鳴ると、先生に言われる前に、お片付けができるようになり、子どもたちの順応性に驚かされています。朝の体操も少しずつ踊れるようになり、体操の後は、先生の前にちゃんと集まってきてくれます。小さな体で一生懸命に園生活に順応しようとする姿は、本当にかわいいです🥰

そんなひよこ組さんたち、園で過ごす時間も少しずつ長くなっていき、来週からは、もも組・うめ組のお兄さんお姉さんたちと一緒に過ごす時間も増えてきます。きっと、もも組・うめ組のお兄さんお姉さんたちがたくさんお世話して、いろいろなことを教えてくれて、安心して園生活を過ごすことが出来るようになると思います。

そんなもも組さん・うめ組さんたちも、ひよこ組さんたちと一緒に活動をすることで、どんな成長を見せてくれるのか、これからがとても楽しみです。

今年度もこちらのブログにて、園での活動をたくさん紹介していきたいと思っておりますので、是非ご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします🥰

令和7年度がスタートしました🌷

こんにちは、園長の岩堀です😊
令和7年度がスタートして、あっという間に2週間が経ってしまいました。
今年度もドキドキワクワクが詰まった、楽しい!楽しい!楽しい! 1年にしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

今年度は、なんといっても、通園バスの運行がスタート!ということで、慎重に慎重に、準備を重ねてきましたが、やはり運行開始直前は、初めて園バスに添乗する先生たちの添乗員としての研修や共通理解の徹底を行い、運行ルートを何度も確認し、添乗マニュアルを何度も何度も作り直し、、、と大忙しでした。
何事も、初めての取り組みは、スタートして慣れるまでが大変です。
そんな新年度のスタートで、ブログの更新が遅くなりました🙇‍♀️

お陰様で通園バスの運行もスタートして1週間が経ち、安全に、順調に運行をすることができています。
バスに乗っている子たちも、上手にちょこんと座席に座り、両手で前の椅子の手すりにつかまっている姿がとてもかわいらしいです🥰
保護者の皆様が安心して、通園バスに預けていただけますよう、安全を第一に、努めて参ります。

その園バスのデザインは、理事長と私が共同でデザインを考えました。
春夏秋冬(1年中)、四季折々の自然とともに、町から幼稚園、幼稚園から町を繋げていきたい、という思いを込めました。幼稚園として、町と人を繋げていける存在であり続けたいと思っています。

町中で見かけた際は、是非、手を振ってくださいね!
園バスから、普段見ることのなかった平日の町中の風景や、卒園児たちの登下校の様子が見られるのもまた、園バスならではの楽しみですね😊

さて、そんな大忙しの新年度準備でしたが、その合間に、今年も園内研修を行いました!
今年の園内研修のテーマは、私が長年温めていた「リフレーミング」。
リフレーミングとは、、、欠点やネガティブなことを、視点(フレーム)を変えることで、長所やポジティブなこととして捉えること。
例えば・・・落ち着きがない子がいた時に、その子のことを落ち着きがない子だと、決めつけるのではなく、
それをリフレーミングして、いろいろなことに興味がある子なんだ、好奇心が旺盛な子なんだ、行動力があるんだな、と捉えることで、その子に対する見方や接し方は、ぐっと変わってきますね。

このように、リフレーミングで子どもの姿をプラスに捉えよう!というテーマのもと、職員同士で忌憚のない意見を出し合うことができました。
私が想像していた以上に、先生たちがさまざまな意見を出してくれて、私一人では思いつかなかった言葉や発想もたくさん出てきました。
その中の一つを挙げますと、「わがまま」をリフレーミングすると、すぐ出てくるのは、自己主張ができる、自分の考えを持っている、などというポジティブな言葉ですが、その中に、「信頼できる人がいる」という意見が出ました。
なるほど、、、信頼できる人がいるから、安心してわがままを言うことができるんだ!と目から鱗。
子どものわがままは、信頼関係が出来ていて、安心して過ごしている証拠なのですね。
私もとても勉強になりました!

今回、研修に参加しなかった先生にも、この研修内容を共有し、今年はみんなで「リフレーミングな1年!」を目指していきたいと思います🎵

リフレーミングは、大人にとっても大切なことですね。
自分を否定したくなった時、自分の仕事に自信がなくなった時、是非、リフレーミングしてみてください。

ブログは、引継ぎ、子どもたちの新年度のスタート、始業式・入園式の様子をお伝えしていきます😊

そして再会・・・🥲

こんにちは、園長の岩堀です😊

涙、涙の卒園式が終わった3日後、
今度は、卒園から6年経って小学校を卒業した卒園児たちが、みんなで海神幼稚園に戻ってきてくれました。
ちょこちょこ幼稚園に遊びに来てくれていた卒園児もいましたが、中には卒園して以来、6年ぶりに会った子も。
もう、後から後から、一人来る度に、胸が熱くなるのが追いつかないくらい、とても嬉しい時間となりました😭

こうして、「海神幼稚園」という繋がりで、みんながいまだに仲良くしてくれていること、
そして、卒業式後の大切な1日を、海神幼稚園に遊びに行く!という時間にしてくれたこと、
あの時と変わらず元気な笑顔を見せてくれたこと。
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて、必死に涙をこらえていた私。

みんなすごーく元気だったのね、そしてすくすく成長していたのね。
すくすくどころか、ほとんどの子に、私、身長抜かれていたのではないかと🙄
すごくおとなしかった子が、ものすごく活発になっていたり、
すごくやんちゃで人懐っこい性格だった子が、なんだか素っ気ない素振りだったり、、、。
この6年、小学校でたくさんの経験をして、たくさん学んで、たくさん遊んで、たくさん頑張って、今日があるんだね🥲

今年の卒園式に幼児教育の「限界」を考えていた私。
そんな心配はいらなかったのかと思わせてもらいました。
陰で応援することしかできなかったけど、みんなしっかりと自分の足で逞しく歩いてきたんだね。

卒園児の皆さん、小学校ご卒業おめでとうございます🌸
みんなの中学校生活が輝かしいものになるよう、心から祈っています。
自分に自信を持って、大きな一歩を踏み出してください。
みんなに、幸あれ!

別れの時🌸

こんにちは、園長の岩堀です😊
先日、無事に卒園式が執り行われ、31名の卒園児たちが立派に巣立っていきました。

春の暖かな日差しに包まれ、31名全員の笑顔が揃い、とても心に残る式となりました。

卒園式は「嬉しくて寂しい日」。
この仕事は、毎年多くの子との別れがある、辛い仕事だと感じながら、それでも卒園式当日の立派になった子どもたちの姿には、達成感と誇らしさで胸がいっぱいになる瞬間でもありました。

卒園式では、理事長がこの幼児教育という仕事の「醍醐味」というお話をしていました。
醍醐味、、、本当にその通りなのですが、私は同時に、幼児教育の「限界」を考えていました。
幼児期は子どもの成長にはとても大切な時期です。その時期に、私たち海神幼稚園に大切なお子さまを預けていただいた使命を果たすべく、
この子たちのために私たちにできることは、なんだってやりたいという思いで、3年間過ごしてきました。
でも、ここから先はもう、私たちは手も口も出せません。遠くから見守り、陰ながら応援することしかできません。
幼児期は大切、でもここから先はもっと大切。
頑張れ!頑張れ!!頑張れ!!!
幼稚園で経験した、楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、頑張ったこと、我慢したこと、先生に叱られたこと、、、その全部がみんなの心の力になって、自信になって、なんだって頑張れる!そんなみんなでいてください。
みんなの小学校生活がとっっっても楽しくて、学びの多いものになることを、心の底から願っています。
そして、ずっとずっと応援しています!応援しかできない私たちは、応援だけはずっとずっとしています🥲
だから、たまには、元気な姿を見せに幼稚園にきてくださいね。待っています。

保護者の皆様 入園から今まで、たくさんのご理解ご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
何かと行き届かない面もあったかと思いますが、いつも担任や私たち教職員に温かいお声をいただきましたこと、心より感謝しております。皆様のご理解、そして心温まるご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。

うめ組お別れ会🥲

こんにちは、園長の岩堀です。
うめ組(年長)さんを送る会「お別れ会」が行われました。

この日のために、うめ組さんへのありがとうの気持ちを込めて、もも組(年中)さんが先頭に立って、ひよこ組(年少)さんと一緒に、たくさんの時間をかけて準備と練習をしてきました。
そして、ついに!やってきた「お別れ会」本番✨

当日の会場に入った瞬間に、もも組さんとひよこ組さんたちの、うめ組さんたちへのたくさんの「ありがとう」の思いがすぐに伝わってきました。
ひよこ組さん、もも組さんたちの頑張りのお陰で、とてもゴージャスで華やかな飾りつけの会場で、子どもたちも先生も入り混じって大盛り上がりのお別れ会となりました。

そんなひよこ組さん、もも組さんたちの気持ちに応えるように、とても優しい眼差しで、楽しんでくれていたうめ組さんたち。招待してもらった立場のうめ組さんでしたが、ひよこ組さんのお世話をしたり、気に掛けたりと、この1年で、子どもたちが築いてきた、他のクラス(異年齢)の子たちとのとてもいい関係を最後に目の当たりにすることができて、私も先生たちも幸せな気持ちになりました。

幼稚園では、下の子も上の子も、みんなお友だち! いつも園庭では一緒になって遊んでいますが、そこには、上の子への憧れと下の子への優しさ、子どもたちのいろいろな思いと心の成長が詰まっていました。
その成果を子どもたちが自然と見せてくれたような、とても素敵なお別れ会となりました✨
うめ組さんたちのたくさんの笑顔に、この3年間楽しかったという思いが詰まっているようでした。

そして、このお別れ会をすべて仕切って、本番の進行も務めてくれたもも組さん。進行も挨拶もとても立派でした。
このお別れ会で、もも組としての役割を果たすことが、いわば、「年長さんへのバトンタッチ」となります。
うめ組さんたちも、この日のもも組さんたちの姿を見て、安心したのではないかと思います。(あ、そんなことも考えていないくらい、楽しんでいましたが笑)

最後は、もも組さんとひよこ組さんのみんなで作ったアーチでお見送り。
少し狭い空間になりましたが、最後まで腰をかがめて嬉しそうにくぐって出てきたうめ組さんたちの姿はとても大きく見えました。
これ、毎年私は、ドラえもんの道具「ガリバートンネル」と呼んでいます。アーチを抜けて出てきたうめ組さんたちは、急に大きくなってあっという間に巣立ってしまうように感じて、なんだか急にぐっとくるものがあるのです。
ガリバートンネルの中身は、幼稚園でのたくさんの経験と、年下の子たちとの貴重な関わり。といったところでしょうか。

改めて、3年間は振り返ると本当にあっという間です。
でも、本当に本当にたくさんの思い出ができました。
いよいようめ組さんたちと過ごすのも残りの1週間となりました。うめ組さんたちとの思い出を振り返りながら、大切に過ごしていきたいと思います😌

2月もいろいろと…③⛄

こんにちは、園長の岩堀です😊
いろいろあった2月も、あっという間に、終わりました。

最後に、2月のいろいろ・・・第3弾をお届けしたいと思います。

うめ組さんは、先日、みんなで別院に行き、座禅会と卒園記念の念珠製作を行いました。
いつもの座禅会は、幼稚園の2階にある本堂。ここもお寺の本堂ではありますが、体育をやったり預かり保育として使っていたりと、子どもたちにとっては、とても身近な慣れた場所。
それとは違って、別院は初めて行く場所であり、お墓があって、お寺の雰囲気満載。
いつも以上に、緊張感をもって、背筋をピンッと伸ばして、立派に臨むことができました。

念珠製作では、先日うめ組さんがみんなで集めた園庭の無患子(むくろじ)の木の実を使います。
無患子の実、お正月遊びの羽根つきの「羽根」に使われている黒い丸い実です。読んで字のごとく「子どもが患わ無い」という意味が込められていて、海神幼稚園の子どもたちをいつも見守ってくれている木です。
当園は、毎年そんな無患子の木の実を使って、念珠を製作し、卒園製作としています。
子どもたちにとっては、すごーく小さな穴に細い紐を通すのは、至難の業・・・かと思いきや、みんないとも簡単に通していました。
手先の器用さ、集中力、思考力、いろいろな力が育ってきた証拠ですね。
この念珠は、理事長(副住職)が卒園式までに夜な夜な全員分の房紐編みを行い、完成です!房紐も子どもたちが自分で色を選びました。

3年間、子どもたちを見守ってくれた無患子の実の念珠。これから小学校に進学する子どもたちが「健康で安全な毎日を過ごすことができますように・・・」
との願いを込めて理事長が今みんなの分を編んでいます。きっと、これからも、みんなのことを守ってくれることと思います🥰

さて、そんな念珠製作の翌日には、「バブリン先生のシャボン玉ショー」がありました🫧
バブリン先生とは・・・🙄???
毎年、この時期に子どもたちに生のエンターテインメントショーを見せたいという私の思いがありまして、
いろいろと検討を重ねた結果、今年は初めてとなる、バブリン先生のシャボン玉ショーに来て頂くこととなりました。

シャボン玉ショーでは、子どもたちは終始大興奮!
特に大きなシャボン玉に入って写真撮影をする企画では、みんなとても嬉しそうでした😆
シャボン玉ショーを通して、みんな特別な経験ができました。

最後に。
春が近づき、今年も各クラスにとても華やかで可愛らしいひな人形が飾られるようになりました🎎
幼稚園では毎年、1年の集大成として、いろいろな工程や作業を取り入れた「ひな人形製作」を行っています。
1年を通して、たくさんの経験や製作をしたことで、手先が器用になり、集中力が身に付き、出来ることが増えた証として、各クラス、それまでの製作よりも難易度が高い製作を行っています。
このひな人形製作は、いわば、「一年の総まとめ」です。

今年も試行錯誤や苦戦をしながら、どのクラスも素敵なひな人形が完成しました🎎
男の子も女の子も、子どもたちがいつまでも健やかに成長してくれますように😌

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