こんにちは、園長の岩堀です😊
GWの余韻も抜けて、皆様、すっかり日常生活に戻った頃かと思います。
海神幼稚園の子どもたちも、GWは楽しい思い出がたくさんできたようですが、すっかり気持ちを切り替えて、元気に登園!元気いっぱいな毎日!を過ごしています。
今週は、お天気にも恵まれて、たくさんお外遊びができました。5月は、いろいろな虫さんたちが顔を出してくるので、子どもたちにとっては絶好の季節です。
お外遊びでは、小さなハンターたちが、ダンゴムシ探しに夢中です😄
もう、ハンターたちの手にかかると、枯れ葉の下に隠れようが、レンガの下に潜ろうが、花壇の隅っこに逃げようが、、、、一溜まりもありません😂
次々に見つかってしまったバケツの中の大量のダンゴムシたちと、大満足で得意げな子どもたち。
毎年この時期の風物詩・・・です。
このダンゴムシ探しの遊びの中にも、私が大切にしている「幼児期の終わりまで育ってほしい10の姿」がたくさん詰まっています。
ダンゴムシを見つけるうちに、お友達との関わりも増え、「あそこにいるよ」「こっちはどう?」などと声を掛け合うようになります(協同性、言葉による伝え合い)
ダンゴムシがどんな場所が好きか、何をたべるのか、と一生懸命に考えてみるようになります(思考力の芽生え)
ダンゴムシにも命があることを知り、命を大切にしようという気持ちを持つようになります(自然との関わり・生命尊重)
など、たくさんの子どもたちの育ちが見える、ダンゴムシ探しですが、中でも一番いいなと思うのは、日常の自然な異年齢交流が生まれるということです。
もも組(年中)さんたちは、最近ではもうすっかりプロのダンゴムシハンターとなり、そしてうめ組(年長)のハンターたちは、もうベテランの域に達しています(笑)。
海神幼稚園の園庭を知り尽くしている、先輩ハンターたちが、自然とダンゴムシが好きな場所、いそうな場所を、ひよこ組さんたちに教えてくれます。
ひよこ組さんたちは、無意識に、お兄さんお姉さんにくっついて歩くようになり、こんなことまで知っていて「すご~い」と感じるようになります。
次第に共通の話題となり、お互いを意識して、交流を深めていくようになるといいなと思います😊
さて、ダンゴムシ以外にも、この時期、海神幼稚園の園庭によく現れるのが、アゲハ蝶の幼虫です!
今、海神幼稚園には、卵➡脱皮をする前の黒い幼虫➡脱皮をした後の緑の幼虫(アオムシですね)➡蛹 と、全ての成長段階が揃っているので、成長がとてもわかりやすいです!
子どもたちは毎日図鑑を広げて、卵や幼虫を食い入るように観察しているので、みるみる詳しくなっていてビックリです。
今日、卵からどうやってアゲハ蝶になるか、Aくんが力説してくれました😄
昨日より大きくなったね、たくさん食べたから葉っぱがもうなくなってるよ、6月くらいまでにチョウチョになるかなぁ、
日々の観察で、子どもたちは小さな変化にも敏感になり、さまざまなことに気づき、学んでいます。
みんなでアゲハ蝶が飛び立つ姿を見届けることができるといいですね🦋
5月の幼稚園の園庭には、ダンゴムシとアオムシと、、、子どもたちの深い学びがたくさん!あります😊✨