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野菜を育てよう! 食育プログラム①

こんにちは、園長の岩堀です。
今年も野菜作りの季節になりました。

野菜作りを始めて3年目となる今年はさらにパワーアップして、半年前に幼稚園の枯れ葉を集めてみんなで堆肥を作るところからスタートしました。

子どもたちが作った堆肥・・・半年が経って、どんな感じになっているか!?
久しぶりに開いてみると、しっかり堆肥ができていました。

事前に用意しておいた土に、子どもたちと一緒に堆肥を混ぜて土づくり完了!
みんなで土をプランターに移し、一人一株、野菜の苗を植えました🌱

最初は手が汚れるからイヤ~なんて、土を触ることに抵抗があった子もいましたが、野菜の苗を優しく扱っているうちに、
野菜の苗に愛情が湧いてきたようで、「野菜がかわいそうだから、土をたくさんかけてあげる」と言って、土を自分の手で苗にかぶせてあげていました。
嬉しいエピソードですね🥰

この野菜作りには毎年たくさんのエピソードが生まれます。
毎日毎日、生長を見守りながら育てた野菜というものは、想像以上に愛着が湧くようで、嫌いだった野菜を思い切って口に入れたと思ったらその後パクパクと食べる姿や、毎日の生長をおうちの人に説明する姿、
たくさん収穫ができたからと、下のクラスの子たちにも収穫をさせてあげたり、分けてあげたりする優しい姿。
今までも子どもたちのたくさんの「わくわく」と「やさしさ」と「育ち」が見られました。

今年はどんな姿が見られるのか。今から楽しみですね。
野菜を苗から育てることで、野菜が出来るまでの工程を知り、子どもたちが野菜や、さらには食べることに興味を持てるようになるといいと思います。
そして、野菜を作る人、その野菜を売る人がいることを知り、感謝の気持ちも育んでほしいと思っています。

「食育」とは、食べ物に興味を持つところから始まります。
スーパーマーケットで野菜を目にする、おうちの人がお料理をしているところを見る、それだけでも食育に繋がります。
みなさんも是非、始められるところから、子どもたちの「食育」を始めてみてください😊

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