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座禅会と卒園製作

こんにちは、園長の岩堀です
久しぶりの投稿となりましたが、その間も、子どもたちはイベントや行事に大忙しの日々でした💦

そんな中、先日、年長さんと一緒に当園の母体であるお寺「吉祥院」の別院に行き、座禅会と卒園記念の念珠作りを行ってきました。

座禅会では、子どもたちは本堂に並んで座り、背筋を伸ばし、静かに集中して参加することができました。姿勢を正し、物音ひとつしない静寂な空間となりました。
今年の年長さんは、初めての試みとして、年間を通して「座禅」を行ってきました。
1カ月に1回、ほんの15分という時間ですが、気持ちを集中させ、心を落ち着かせます。時には普段聞こえることのない空気の音や自然の音に耳を傾け、自分と向き合う時間を作ってきました。

その体験を積み重ねてきた効果があったようで、この日の座禅会もとても立派な姿を見せてくれました。

そして念珠は、園庭にある無患子(むくろじ)という木の実を使って作ります。文字通り、「子どもが患わない」と言われていて、子どもたちをいつも園庭で見守ってくれた木です。
念珠づくりに使う無患子の実は先日うめ組さんのみんなで拾い集めて、取っておきました。
この無患子の実12個と自分たちで選んだ色のストーン1つに子どもたちが自分で紐(テグス)を通して作りました。小さな穴に紐を通す作業は集中力との戦いです💦
わりとスムーズにできた子が多く、予定通り、座禅会と念珠作りが終わりました!
この念珠は、当園理事長(副住職)が卒園式までに夜な夜な全員分の房紐編みを行い、完成です!房紐も子どもたちが自分で色を選びました。

3年間、子どもたちを見守ってくれた無患子の実の念珠。これから小学校に進学する子どもたちが「健康で安全な毎日を過ごすことができますように・・・」
との願いを込めて理事長が今みんなの分を編んでいます。きっと、これからも、みんなのことを守ってくれることと思いますよ🥰

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