こんにちは、園長の岩堀です😊
引き続き、2月のいろいろ…をお伝えしていきます。
年長さんはいよいよ卒園の準備が始まり、それと同時に小学校進学を意識した活動を行っています。
先日は、年長さんを対象に学研の「えんぴつの持ち方講座」が開催されました。
約60分の授業でしたが、みんなとても積極的に発言しながら、一生懸命に取り組んでいました。
鉛筆を持つことや、ひらがなを書くことに興味や意識が高まっていることがよく伝わってきました。
また、年長さんが進級当初から、毎月続けてきた「座禅会」も、すっかり定着しました。
先日の座禅会では、子どもたちは集中して、物音ひとつせずに、静寂な時間を作り出していました。
「立派になったなぁ」と後ろから感慨深い思いで見ていた私。
来週は、「別院」(徒歩5分の幼稚園の母体となっているお寺です)へ行って、本格的な座禅会を行う予定です。
最後に立派な姿を見届けてきたいと思います✨
さて、そんな、なかなか忙しい毎日を送っているうめ組さんたちに内緒で、ひよこ組、もも組さんたちは、「コソコソ」かつ「着々」とお別れ会の準備を進めてくれています。
担任の先生たちは、ただ、みんなで飾りを作ったり、招待状を作ったり、プレゼントを作ったりするのではなく、うめ組さんたちとの思い出をみんなで振り返り、どんな気持ちを伝えたいのかを、いつも問いかけながら、準備を進めています。
うめ組さんたちに優しくしてもらったこと、お世話をしてもらったこと、おもちゃを譲ってもらったこと、折り紙を教えてもらったこと、心と頭で、一生懸命に思い出しながら、温かい気持ちで準備を進めている、ひよこ組さんともも組さん。
お兄さん、お姉さんたちに「ありがとう」の気持ちを伝えるんだ、という思いが日に日に高まっている様子です。
会場の飾りももう、山盛りにできています。私がブログ用に写真を撮っていたら、小さな声で、
「うめぐみさんには、ぜったいにないしょだよ。」「うめぐみさんには見せないでね。」と強く念を押されました🤫
どんなお別れ会になるか、今から楽しみです🎀
うめ組さんのお習字では、1月に「うめ」を書きました。
園庭にある梅の木の存在を知らなかった子も多く、梅の木の場所と、もう小さな蕾ができていることを伝えておいたところ、
2月に入り、とっても嬉しそうに、「せんせい!うめの花がさいてるよ!!」と教えに来てくれた子がいました。
ちゃんとお話を聞いて、上に目を向け、お花を見つけて、嬉しそうに教えに来てくれたなんて。
豊かな感性が育っているなぁと嬉しくなりました✨
まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ、確実に季節は春に近づいているようですね。
温かい春が待ち遠しいと思う一方で、別れが近づいてくる寂しさがこみ上げてきます。
まだ、もう少し、寒い日が続きますように・・・。