こんにちは、園長の岩堀です😊
9月に入り、園庭では、運動会の練習が始まっています。
今年は例年以上に残暑が厳しく、、、子どもたちの体にあまり負担を掛けないようにと、園庭での練習はそれぞれの先生が時間を調整しながら行っています。
その分、お遊戯などの練習は、お部屋で、一生懸命に取り組んでいる子どもたち。
先生たちは、本当は園庭で思い切り体を動かしながら練習させたい、、、という葛藤と戦っています。
そんな中でも、日々、上手になっていく入場行進、すっかり覚えたお遊戯の振り付け、そして、日に日に増していく「勝ち」へのこだわり・・・。
運動会の練習は、一年で一番、子どもたちの心の成長を目の当たりにできる行事でもあります。
特に負けた時は、悔しくて涙を流す子もいれば、泣くのをぐっとこらえている子、一生懸命言い訳をする子もいれば、誰かのせいにしてしまう子もいます。その都度、先生たちが話を聞いたり、声をかけたり、時には正したり。
それぞれがまさに心の成長をしている瞬間です。
私はそれを少し離れたところから見ていて、思わず涙してしまう、、、というのもすっかりおなじみの光景になりました😅
負けた時の悔しさや悲しさを知るからこそ、人は相手の気持ちを考えることができるようになります。そして優しい気持ちを持つことができます。
負けたことがあるからこそ、勝ちたいと思って頑張れる。そして勝った時の喜びを知るからこそ、もっと頑張れる、、、今まさに盛り上がっている東京世界陸上に出ている選手たちも、きっと最初はその気持ちから始まったのでしょうね。
世界陸上と海神幼稚園の運動会、、、規模は違えど、気持ちは一緒、そんな気がします😉
子どもたちの頑張る気持ちを後押しできるような、そんな運動会練習にしていきたいと思います。