こんにちは、園長の岩堀です。
6月に入り、梅雨の季節がやってきました。お部屋の中は、子どもたちが作ったアジサイが満開です🌺
各クラスで飼育していたアオムシも次々に羽化し、チョウチョとなって飛び立っていきました。
先週は羽化の瞬間を観察することができて大興奮だった子どもたち。チョウチョになった嬉しさと、自分たちのもとを巣立ってしまう寂しさの両方を感じていたようで、愛情いっぱいに育てたからこその感情を持つことができたかと思います。
そして、6月になって、雨の中での登園も増えてきました。雨の日の登園は大変です💧おうちの方の送り迎えはもっと大変ですね(ご苦労様です😌)
でも雨の日の登園は、子どもたちの学びのチャンスです!
靴は濡れちゃうけど、長靴なら濡れないね。
園庭は水たまりがいっぱいだから、端っこを歩こう。
滑らないように・・・転ばないように・・・そっとそっと歩くといいね。
濡れないように傘をさすにはどうしたらいいのかな。
私たちがそう声をかけることもありますし、言われる前に自分で気づいて、感じて、考えて、行動している子もいます。
雨の日は生きる力を身に付け、考える、とてもいい機会なのです。
そう思うと雨の日の子どもたちの後ろ姿はとても逞しく見えます。
大雨の中でもレインコートを着て傘をさして、頑張ってお部屋まで歩いている子どもたち。みんなとても逞しく育っています😊
もうすぐ梅雨入り。雨の日はお外遊びができないから、つまらない!!ではなく、雨の日ならではの楽しみ方や学び方をたくさん考えていきたいと思います😊☔
皆さんも、ストレスを溜めないように工夫して楽しく梅雨期を乗り切りましょうね。
話は変わりますが、今年もうめ組さんはキュウリの栽培が始まっています。5月の中旬に植えたキュウリの苗は、半月であっという間に子どもたちの身長を超えました。
毎日、水やりと芽かきに余念がないうめ組さんたち、今年も大収穫が期待できそうです。
今年の目標は、、、150本!だそうですよ。去年の目標が300本だったので、少し控えめかしら、と思いつつ、
目標が控えめな分、目標を上回った時の喜びはまた格別かもしれませんね🤗
このキュウリの栽培を通して、野菜が出来るまでの工程を知り、子どもたちが野菜や食べ物に興味や関心を持てるようになってほしいと思っています。
そして、野菜を作る人、その野菜を売る人、その野菜を買って調理をしてくれる人がいることで、自分たちが「食事」ができるのだということに気づき、食事が自分の体にとってとても大切なことであるということを知り、感謝の気持ちを育んでほしいと思います。
6月は食育月間です。海神幼稚園でも、子どもたちが食べ物や自分の体に興味を持てるように、積極的に食育活動を行っています。
スーパーマーケットで野菜を目にする、おうちの人がお料理をしているところを見る、それだけでも食育に繋がりますので、是非おうちでも子どもたちが「食」に興味を持つきっかけ作りをしてみてくださいね😊