こんにちは、園長の岩堀です。
先日、年長さん(うめ組)と一緒に卒園遠足で「千葉市科学館」に行ってきました。
当日はお天気にも恵まれ、楽しい1日を過ごしてくることができました♪
卒園遠足の1番の “ねらい” は、お友達や先生と幼稚園最後の楽しい思い出を作ること!ですが、
その他に、公共のマナーや交通ルールを守りながら、社会生活と関わることも大切な “ねらい” の1つです。
これは、自分が生活をする中で、たくさんの人たちの助けがあるということを知り、その人たちと関わることで、社会との繋がりを意識するということです。
そんな “ねらい” を意識しながら、1日を過ごしてきました。
電車に乗ると、周りをキョロキョロと見まわし、いろいろなことに興味津々の子どもたち。
ビールの広告を見て「パパが飲んでるやつ~」と気づいたり、外の景色を見て「学校があったよ」と教えてくれたり。
でもみんなちゃんと小声なんです🤭行きの電車は、テンションが上がって騒がしくなってしまうかもと、先生たちも目を光らせていましたが、マナーを守り、とても静かに乗っていることができました。担任の先生が事前にお部屋で椅子を並べて、電車に乗っているシミュレーションをしたそうなので、そのおかげですね、きっと😉
科学館では、音の不思議・光の不思議・地球の不思議など、科学の不思議をたくさん味わうことができました。
科学実験室ではマグネットの力を利用したおもちゃの工作をし、その後プラネタリウムを観覧しました。
どれも初めてのことばかりで、終始興奮気味の子どもたち。その隣で、先生たちももちろん私も、子どもたちと一緒に楽しい思い出を作ることができました。
帰りは、モノレールと電車を乗り継いで帰ります。
帰りの電車では、自分で切符を改札に通す体験もしました。
いやいや、今時、切符で電車に乗る人なんていないでしょ、、、と思うかもしれませんが、なんだって、やってみること!です。
子どもにとって無駄な経験なんて一つもありません。
こんな乗り方もあるんだ!と知ることも一つの経験ですね。団体として誘導された通りにホームに行って電車に乗るのではなく、「自分で」乗る、子どもたちがそう感じることが大切ですね🚃
初めての体験や嬉しい発見、楽しい科学遊び、おいしいお弁当、最後まで頑張る気持ち、たくさんの経験があった卒園遠足、子どもたちにとって学びの多い充実した1日となりました。
公共マナーや交通ルール、科学館でのお約束をしっかりと守り、自分のことは自分で行う子どもたちの頼もしい姿に成長を感じ、嬉しく思うと共に、送り出す時が近づいてきたと寂しく感じる瞬間でもありました。
卒園遠足が終わり、いよいよ卒園まで1ヶ月余りとなりました。残りのうめ組さんとの時間、大切に過ごしていきたいと思います😌